四十肩・五十肩は、正式には「肩関節周囲炎」といいます
40代50代の人に起こりやすい肩関節の周りに起こる炎症のことを、四十肩、五十肩といいます。腕を動かそうとしたときなどに突然、肩に激しい痛みが起こり、腕を上げる、後ろに回すなどの動作がしにくくなるのが特徴であります。
四十肩・五十肩は、正式には「肩関節周囲炎」といい肩関節の周囲に起こる炎症のことであります。肩関節はとても広い範囲を動かせるようになっていますが、それだけ構造は複雑です。
肩関節は肩甲骨と上腕骨が接続していて、周囲には多くの筋肉や腱（筋肉が骨に付着する部分）、関節をスムーズに動かすための「滑液包」などがあります。そのため、炎症が起こりやすい部分といえます。中高年に多く起こりますが、原因は明確にされていません。
四十肩五十肩の施療期間は平均して2週間から4週間
四十肩・五十肩になると、腕を背中の方に捻じったり前に挙げたりすると肩に痛みが起こり、思うように動かせなくなります。そのため、シャツを着る、髪をセットする、エプロンを止めるなどの動作がしづらくなります。
とくに関節内や滑液包に石灰が沈着している場合、激しい痛みを伴います。また、肩の背中側を手で押してもあまり痛くありませんが、肩の胸側（上腕二頭筋長頭部など）を押すと強い痛みを感じるのが特徴です。
大野接骨院では、主にモビライゼーションの手技を用いて施術にあたります。40肩・50肩の特徴として、肩関節の遊びが消失している場合が多く、その動きを取り戻すだけでずいぶんと可動範囲が広がります。
