挫傷(ざしょう)とは、「肉離れ」と同じ
挫傷(ざしょう)とは、基本的に肉離れと考えてもらっていいと思います。ただ、その程度によっては施療日数に差が出ます。Strain(肉離れ)のステージというのがあるのですが、その損傷程度により3つに分類されます。
一番重症の第3度は筋断裂になりますが、軽傷の第1度、筋肉の部分断裂を生じていると思われる第2度。いずれにしても、筋繊維間に出血をともなったり、筋肉の瘢痕の形成をみたりと症状が重症化すると施術の期間は長くなってしまいます。
例えば、筋の再生は壊死の後に起きてきますが、激しいスポーツをした後でも、運動をしたというだけで筋繊維は壊死に陥る。といわれております。これは、運動直後にみる、筋痛、血清ミオグロビン、クレアチンキナーゼ等の筋細胞内酵素が筋の壊死により血中に流出して上昇する事で証明されております。
「ただの筋肉痛」がいつまでも続くようであれば、競技の内容、運動量を減らす事をお勧めします。それでも、「ただの筋肉痛」が続く場合は、施術を受ける事をお勧めする次第です。